心が聞こえる
「――って感じかな?」
先程の撮影でのことを話し終える一輝。
四人は、大学の近くのおしゃれなオープンカフェにいた。
全部を聞き終えて、美香が一言。
「――理恵って相当変わってるよね」
「そうかな? 友達にもよく言われるけど。私にとっては普通なんだけどな……」
そう言う理恵だが、彼女の考え方と行動には、驚きを隠せない三人。
「……でも、何で一輝のことが気に入ったの?」
そこが一番疑問だった美香は、単刀直入に聞く。
「こういう仕事をしていると、『かわいい』とか『きれい』とかは言ってくれる人はいるんだけど、『綺麗な瞳だ』って言われたのは初めてで、正直、ちょっと嬉しかったんだぁ……
――そんなこと言ってくれる人、今までいなかったしね」
理恵の正直でまっすぐな言葉に、一輝は恥ずかしそうにうつむく。
「お前、自分で言ったことだろー? 何照れてんだよ」
「べ……別に……」
悠に冷やかされて、耳まで赤くなる。
それを見て、三人はくすくすと笑う。
「――そうだ、この際だから、色々と聞いても良い?」
美香は、聞きたいことが沢山あるようで、ワクワクしながら理恵に尋ねる。
「別に良いよ。何でも聞いて」
先程の撮影でのことを話し終える一輝。
四人は、大学の近くのおしゃれなオープンカフェにいた。
全部を聞き終えて、美香が一言。
「――理恵って相当変わってるよね」
「そうかな? 友達にもよく言われるけど。私にとっては普通なんだけどな……」
そう言う理恵だが、彼女の考え方と行動には、驚きを隠せない三人。
「……でも、何で一輝のことが気に入ったの?」
そこが一番疑問だった美香は、単刀直入に聞く。
「こういう仕事をしていると、『かわいい』とか『きれい』とかは言ってくれる人はいるんだけど、『綺麗な瞳だ』って言われたのは初めてで、正直、ちょっと嬉しかったんだぁ……
――そんなこと言ってくれる人、今までいなかったしね」
理恵の正直でまっすぐな言葉に、一輝は恥ずかしそうにうつむく。
「お前、自分で言ったことだろー? 何照れてんだよ」
「べ……別に……」
悠に冷やかされて、耳まで赤くなる。
それを見て、三人はくすくすと笑う。
「――そうだ、この際だから、色々と聞いても良い?」
美香は、聞きたいことが沢山あるようで、ワクワクしながら理恵に尋ねる。
「別に良いよ。何でも聞いて」