狂気の王と永遠の愛(接吻)を~イベント編~
赤いハチマキ
「…そういえばさっき向こうにいた少女だが…」
しかし…視線の先にいたはずのカイと少女の姿はなく、見渡してみてもそれらしい影は見当たらない。
「どうかなされましたか?」
スカーレットと同じ方向を向いたブラストだが、静かに首を振った彼女にブラストは声を上げる。
「それよりスカーレット殿!もうすぐ玉入れ競争が始まります!じっと座っているのは貴方の性分に合わないでしょう!!」
「余分なハチマキを貰ってきますので是非ご参加くださいっ!!」
スカーレットの返事を待たずにアレスのいる大会本部へと走り出したブラスト。
すると…
「…あの少女は赤いハチマキだったな」
何故か興味のひかれたスカーレットはたくさんの人ごみの中から赤いハチマキをしている集団目指して歩き出した―――。
しかし…視線の先にいたはずのカイと少女の姿はなく、見渡してみてもそれらしい影は見当たらない。
「どうかなされましたか?」
スカーレットと同じ方向を向いたブラストだが、静かに首を振った彼女にブラストは声を上げる。
「それよりスカーレット殿!もうすぐ玉入れ競争が始まります!じっと座っているのは貴方の性分に合わないでしょう!!」
「余分なハチマキを貰ってきますので是非ご参加くださいっ!!」
スカーレットの返事を待たずにアレスのいる大会本部へと走り出したブラスト。
すると…
「…あの少女は赤いハチマキだったな」
何故か興味のひかれたスカーレットはたくさんの人ごみの中から赤いハチマキをしている集団目指して歩き出した―――。