一滴の優しさを
夏子には黙って
夏子の父親に会いに行った
常務の秘書に取り次いだ
「木本 祥平入ります」
入りましたよ
やっぱり確執あるわな
俺は将来でも出世はきっとないだろうな?て
「話とは、なんだ?」
「夏子さんと付き合わせてください、将来的に一緒になりたいと思っております、大学の時酷い振り方をしましたが、僕は夏子さんとでなくては、いけないと思い知りました、だから・・・・」
常務が話を閉じらせた
「これは夏子も了承しているのか?」
「はい、先週話しました。ご両親に話をどう言いましょうか?と言ってましたから、僕が話をすることがよいかと思いまして、どうかお願いできませんか?」
「夏子が了承したのなら、君達は大人だ、いいだろ夏子を頼む」
「それと、一緒に住む事も許してくれませんか?」
「まぁいいだろ、君には色々あるだろうが夏子を泣かせる事ありならその時は容赦ないから覚悟してくれた前」
「はい、ありがとうございます」