一滴の優しさを
残業をした
その間も祥平からメールが来た
でも篠木部長と約束したと返したら
一緒に行くってメールが返ってきた
仕方ないと部長に断ったら
苦笑いし「俺信用されてないんだな?」て言う
「岡田、本当にあいつでいいのか?あいつ岡田を束縛すると思う。今以上に・・・・」
「・・・・・・・」
「まあいい、一緒に飲もう」
木本も変われば変わるもんだ、今までの木本とは考えられない、それだけ岡田に本気なんだ
二人ならお似合いだ
そういう話を聞いた南武さん
偶然を装い近づこうと考えた
篠木部長が「南武さん、終わったんならさっさと帰宅して旦那にメシつくれ」
「今日は学会で帰って来ません」
南武がいたら動けない
会員制のラウンジに、ここなら3人会員だからいいよな?
メールしたら、先に行って待っていると祥平から来た
岡田とアイコンタクトで帰った
「岡田、ラウンジに行っておく」
軽く頷いた
「先輩達どこに行くんでぇすか?」
「ラウンジだけど?それがどうしたの?」
「私も連れていってください」
「ごめんここは、いちげんさんお断りなんだ、身分制だからね」
「・・・・・・・・」
私をはぶにするとどうなるか、思い知りなさい