一滴の優しさを


残業をした
その間も祥平からメールが来た

でも篠木部長と約束したと返したら
一緒に行くってメールが返ってきた

仕方ないと部長に断ったら
苦笑いし「俺信用されてないんだな?」て言う

「岡田、本当にあいつでいいのか?あいつ岡田を束縛すると思う。今以上に・・・・」

「・・・・・・・」

「まあいい、一緒に飲もう」


木本も変われば変わるもんだ、今までの木本とは考えられない、それだけ岡田に本気なんだ


二人ならお似合いだ




そういう話を聞いた南武さん
偶然を装い近づこうと考えた


篠木部長が「南武さん、終わったんならさっさと帰宅して旦那にメシつくれ」


「今日は学会で帰って来ません」



南武がいたら動けない

会員制のラウンジに、ここなら3人会員だからいいよな?
メールしたら、先に行って待っていると祥平から来た


岡田とアイコンタクトで帰った


「岡田、ラウンジに行っておく」
軽く頷いた







「先輩達どこに行くんでぇすか?」


「ラウンジだけど?それがどうしたの?」


「私も連れていってください」


「ごめんここは、いちげんさんお断りなんだ、身分制だからね」




「・・・・・・・・」
私をはぶにするとどうなるか、思い知りなさい
< 24 / 51 >

この作品のキーワード

この作品をシェア

pagetop