一滴の優しさを
いよいよ引っ越す日になった
「夏子、行くぞ・・・何してるのか?」
「名残惜しくて思い出が沢山あるって・・・・」
「うん、ここは夏子の原点、今日から俺と思い出一緒に作ろう・・・」
夏子の肩を引き寄せた
「うん、今日から・・・」
「そう今日から・・・・」
あるから南武さんおとなしいけど
その静寂が怖いんだから・・・・
マンションにつき
フロントで書類にサインした
「岡田様、私総括の白井ともうします」
「これからよろしくお願いします」
「それから先程岡田様に小包が届いています」
「祥平なんて、私がここに引っ越す事知ってるの、まだ誰にも話してないのに・・・」
フロントで開封した
「キャ~な なぁにこれ・・・・」
気を失った
「夏子・・・・・おい夏子?」て頬を軽く叩いたけど血の気がまるでなかった
白井と祥平が覗いた
「「なんですか?これ?」」
「警察に届けておきます」
夏子をかかえ部屋に入った
「祥平・・・・おかえり」て小百合が出てきた
「どうやって入ったのか?」