一滴の優しさを

警護




「夏子、帰る」


「でも私少し残る」

「岡田、祥平と帰れ後は俺がやっておくから」

「じゃあお先に・・・・」



最近祥平が迎えに来る
仕事どうしているんだろ?
早くあがれる部署でないはず

一緒に帰れるのは嬉しいけど
祥平何か隠している

「ねぇ、祥平・・・・何か隠してない?」


「なんにもない、夏子と一緒に帰りたいだけ、このまま外食するか?」


「作るからスーパーに寄って」


明らかに挙動不審ですよ、祥平
周りをキョロキョロ

「ねぇ、・・・・・」


「なに?・・・・・」




「絶対に隠しているよね?」


「だから何もない」
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