ただのジャンケンDeath(デス)
親友と死
「う、うわぁぁぁぁぁぁ!!




やめてくれぇ!!!!!」
















「な、なんだ?」















僕と乱同は突然の事態に頭が追いつかない。










声がした方向から物が倒れたり、われたりといった凄まじい音が聞こえてくる。















「と、とにかくあっちに行ってみようぜ」















乱同が言う。







その提案に応じて僕は声がした方へ駆けていった。










距離はそんなになかったようで、すぐにその場所についた。










そこはゲームを終えた人達が食事をとっていた場所だった。











だがついさっき見ていた所とは全く違う風景になっていた。









机やイスはそこらへんに転がり、倒れてい、食器などはばらばらになっていた。















「なんだよ、このありさまは」















食事をもう終えた人も多かったため、人は少なかったが、それでも10人はいる。









その中の一人が食事のために用意されたナイフと近くのロッカーにあったほうきを持って暴れていた。















「た、助けてくれぇ!」















「い、痛い!痛いよぉ!!」















どうやらケガをした人もいるようだ。















「お、お前らがはやく死ねば俺はこのゲームをはやく止められるんだよ!






い、生き残るのは俺だぁ!!!!」
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