ただのジャンケンDeath(デス)
僕はもう一度下を見る。
僕らの校舎は、クラスも多いため、とても高い階まである。
エレベーターがつけられるくらいだ。
そんなに高いところから死体を落としたということは、
死体は原形を留められず、粉々になる。
内臓は飛び散り、目玉、歯などのものはそこら辺に転がっている。
もちろん手や足も。
「数え間違えたとかじゃないの?
手とか足とか飛び散ってるし‥‥‥‥」
「いや、頭数えたから間違いない」
「‥‥ついでにいうと、大井の死体もない」
背筋にゾッとした悪寒を感じる。
ペナルティーを受けた人の死体はない。
と、いうことは、この死体は全てゲームによるもの。
僕達の学校で、共に過ごしてきた同学年の人達が殺したことになる。
一日一回以上、殺しあっている。
つまりは‥‥‥‥‥‥
「どうやら他のクラスのやつらは、殺る気満々みてぇだな‥‥‥‥」
自主制のジャンケンをしているのか。
「もう、いや‥‥‥‥‥‥」
森中がぼそりと言った。
ゲームはまだ始まったばかり。
二日目が始まる。
✊✌✋TIMES
最初はぐーーーーーー
ジャーンケーン
グーーーーーーーーーーーーーーー!
ありがとうございました\(^o^)/