初めての恋
「おいしかったね♪」
「そだな。これからどうする?帰る?」
「それも寂しいかな…。」
私何言っちゃってるの!!優輝困った顔してるし!!
「そんな事ないから。いきなりゴメンね…。帰ろう♪」
「…」
「優輝?」
「…」
なんで話さないの?困ったのかな?私のせい?ヤバい泣きそう…。泣いちゃダメなのに…。勝手に涙が出ちゃう…。優輝に気付かれませんように。
「愛菜どうした?」
「…ううん。何でも…ない…」
「何でもないコトないだろ?」
「優輝が…返事してくれないから。」
「ゴメン。俺何か考えてる時他のコト聞こえなくて。ゴメンな。」
「良かった♪」
「何が良かったの?」
思わず口に出してしまった。
「何でもないよ♪帰ろう。」
「そうだな。送ってくよ。」
家まで優輝に送ってもらった。
「ここ。今日はありがとうございました。楽しかったです♪」
「俺も楽しかった♪ありがとな。じゃあまたな。」
「またね。バイバイ。」
今日は本当に楽しかった♪やっぱり私は優輝のコトが…好きです。