初めての恋

そして次の日。いつの間にか放課後になっていた。

「あいな、どうした？？」

「…何でもないよ。」

「何でもないならいいけど。ほら部活行くよ!!」

村岡君に顔合わせづらいけどとりあえず部活行こう。

「先輩、こんにちは。」

「こんにちは。あれ？今日村岡君は？」

「村岡君なら来てないですよ。休みじゃないんですか？」

村岡君が来てない。良かったかも…

「そっか…。さぁみんな今日も部活頑張ろう♪」

「はい!!」

部活に集中した。何も考えずにすんだから結構楽しかった♪

「部活終了～。片付け～」

さ～ってと帰ろうっと。
その時。

「せんぱ～い。あいな先輩。」

それは村岡君だった。

「村岡君じゃん。今日はサボり？」

「違いますよぉ～。居残りしてたんですよ(*´▽｀)ゝ」

「そっか。練習サボったらダメだよ!!」

「分かってますよ。あの～先輩!!」

「はい。」

「先輩、俺本気で愛菜先輩のコト好きです。俺と付き合って下さい。」

やっぱり好きなんだぁ。どうしよう…

「私は…人を好きになったコトがないの。だからあなたを好きになれるかも分からない。。。だから…」

「先輩は俺のコト絶対好きになります。好きにさせてみせます!!」

「でも…」

「でもじゃない!!俺を見て下さい。」

「本当に好きになれかなんて分からないよ。」

「絶対好きになりますよ。」

「凄い自信だね!!村岡君がそういうなら…。でも本当にいいの？」

「いいです!!これからよろしくな。愛菜♪」

「はい。」

こうして私たちは付き合うようになりました。