一緒に帰ろ。
「え~でもあんた遅刻なんてしたことないじゃん。りり華より美咲の方が明日ヤバいよ?あの子絶対起きれないから今日は美咲の部屋に泊まるよ。」
『じゃ、じゃあ美咲ちゃんもうちに泊まればいいじゃん!!ね?3人で一緒に寝よ~よ。』
「やぁら~!りり華んち、会社まで遠いんらも~ん!寮からなら歩いて行けるんらも~ん!」
………………。
私が気をつかって提案したことはユカと酔っ払いから却下され、
ユカは、
「明日の朝電話してあげるからね~~」
と言いながら、タクシーに乗り込み去っていきました。
仕方なく、ずっとタクシーの中で待たせていた『山下さんの先輩』に軽く謝罪し、私を先に送ってくれるそうで、運転手さんに行き先を告げ出発しました。
「君達すごく仲がいいんだね。いつもあんな感じなの?」
静かな場所で初めて聞いた『山下さんの先輩』の声。
きっとこの時から私はこの人に囚われていたんだと思います。
『じゃ、じゃあ美咲ちゃんもうちに泊まればいいじゃん!!ね?3人で一緒に寝よ~よ。』
「やぁら~!りり華んち、会社まで遠いんらも~ん!寮からなら歩いて行けるんらも~ん!」
………………。
私が気をつかって提案したことはユカと酔っ払いから却下され、
ユカは、
「明日の朝電話してあげるからね~~」
と言いながら、タクシーに乗り込み去っていきました。
仕方なく、ずっとタクシーの中で待たせていた『山下さんの先輩』に軽く謝罪し、私を先に送ってくれるそうで、運転手さんに行き先を告げ出発しました。
「君達すごく仲がいいんだね。いつもあんな感じなの?」
静かな場所で初めて聞いた『山下さんの先輩』の声。
きっとこの時から私はこの人に囚われていたんだと思います。