続・俺と結婚しろよ!
「もし良かったら、今日ディズニーホテルで結婚式でも挙げるか?」
「挙げない」
「じゃ、泊まって俺のスティックを……」
「いらない」
あたしはそう言って、大急ぎで部屋から出た。
賢ちゃんの馬鹿!
また馬鹿なことばっかり言って。
どこまでが本当で、どこまでが冗談か分からないよ。
その、熱烈下品なギャグにまで、ドキドしてしまう。
あたしは冷たい水で、思いっきり顔を洗った。
あたしの顔は、やっぱり真っ赤だった。