続・俺と結婚しろよ!
そんな訳で、急にディズニーランドに連行されるあたし。
もちろん、大きな眼鏡と帽子で変装して。
それなのに、賢ちゃんは眼鏡すらかけない。
「大丈夫なの?」
何度も聞くが、
「俺は馬鹿すぎるから、誰にも気付かれねぇ」
賢ちゃんは笑っていた。
「それに、知られてもいいだろ?
だって俺と咲良が付き合ってること、みんな知ってるし」
そっか……
そうだよね。
その事実は、顔がニヤけるほど嬉しい。
あたし、もうスキャンダルとか気にしなくていいんだ。
大好きな賢ちゃんと一緒にいられるんだ!