続・俺と結婚しろよ!
ー悠真sideー
「はぁ?アンタ、どうしたんだよ」
俺はやたら暗い賢ちゃんに聞く。
「俺、最低だよな。
咲良を泣かせた」
賢ちゃんは肩を落としたまま言った。
俺たちは、とあるバーにいた。
急に賢ちゃんからの呼び出しがあって。
何かと思ったらコレだ。
「悪いけど、アンタたちのノロケには付き合ってられねぇ」
イラつく俺は吐き出した。
こいつ、ウジ虫かよ。
かっこいい玄じゃねぇのかよ。