続・俺と結婚しろよ!





「咲良は俺のだからな!」




言われなくても分かってる。




「俺と結婚するんだからな!」




何回言ってるの?




「それに、俺のスティックは……」



「馬鹿っ!」




あたしはいつものように叫んでいた。

叫びながら笑っていた。




やっぱり、賢ちゃんから離れられない。

また一つ、賢ちゃんを知って、賢ちゃんを好きになった。



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