続・俺と結婚しろよ!
「咲良……マジで好きだ」
賢ちゃんはあたしの髪を撫で、おでこに唇を付ける。
それだけなのに、あたしの胸は麻痺してしまいそう。
「好きだ……」
その唇は、ゆっくりとあたしの唇に重なり……
甘いキスを交わす。
キスなのに、身体の中が沸騰するように熱い。
焦げてしまいそう。
「……愛してる」
その優しい声が、耳を溶かす。
あたしの身体を戦慄が襲う。
賢ちゃんはあたしに優しく唇を重ねたまま、ブラウスのボタンに指をかけた……