君がくれたもの
何気ない幸せ
冬休み。
大輝の部屋に来ています。
なのに!
大輝は、雑誌を読んで相手にしてくれない。
残念ながら、かまってー!って言えるほど私は可愛くない
ただ、大輝のベッドからジーッとフローリングのカーペットの上でゴロゴロしながら雑誌を読んでいる大輝を見ている。
「…大輝~」
「……んー?」
雑誌ばかりを見ていて私の方をちらりとも見てくれない。
ムッ。
私は怒ったぞ…。
スマホを取り出して、
今はやりのアプリで遊ぶ。
だけど、
「…つまんない。」
こんなののどこがおもしろいの?!
と思うあたり、私は冷めてるんだろうか…。