君がくれたもの


日菜子に会いたい。

そんな身勝手な願いも

おばさんの

「ごめんなさい。
本当に教えられないの。

ただ、日菜子は大輝くんを愛してる。」

顔を覆って震えてなくおばさんに何も言えなくなってしまった、


気づけば俺は自分の部屋のベッドにぼーっとして座っていた。


ただ、涙を流して、

だけど、

日菜子が、弁護士になるのを望んでいるという言葉を思い出して俺は前以上に勉強に励んだ。


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