『N』ー忍びで候うー
「そう、、ずび、、。笑わなくたっていいじゃ、、ずび。それにしても久しぶり過ぎない?ずび。」
この間の訓練からもう10日が経っていた。
しかもその間何の連絡もなかった。
訓練がしたいわけじゃないけど、なんだか放ったらかしにされてるような気もしたし、一番はおじいちゃまの救出はどうなっているのか気になっていた。
おばあちゃまに連絡しても忙しいらしく、いつも留守電になるだけだったし。
だからつい、ひさしぶりに来たこの連絡の糸口を、、とつい電話口で迫ってしまっていた。
「今度はいつ??、、え?
あたしじゃだめって、、それどういうこと?
この間のって、それだけでどうしてあたしじゃだめなの??」
はっと気がつくと、目の前の紗江が、、
好奇心に溢れた顔であたしを見ていた。
「紗江、違うからね。ずび、、たぶん、ものすごい今、、それ勘違いしてるからね?」
「・・誰かといるの?」郷太が耳を澄ますようだった。
目の前の紗江だって物凄く耳を澄ましている。身体も乗り出してきている。
「今大学に居て、友達。うん、あ、ちょっと待って話をっ!、、、ずび。」
電話は一方的に切られてしまった。
終了画面を前にがくっと首を落とした。
『今日の夕方、家に居て。』それだけ言われて。
「はああー、、、ずび。」
紗江の好奇心に満ちた顔が目いっぱいに迫ってきていた。。
この間の訓練からもう10日が経っていた。
しかもその間何の連絡もなかった。
訓練がしたいわけじゃないけど、なんだか放ったらかしにされてるような気もしたし、一番はおじいちゃまの救出はどうなっているのか気になっていた。
おばあちゃまに連絡しても忙しいらしく、いつも留守電になるだけだったし。
だからつい、ひさしぶりに来たこの連絡の糸口を、、とつい電話口で迫ってしまっていた。
「今度はいつ??、、え?
あたしじゃだめって、、それどういうこと?
この間のって、それだけでどうしてあたしじゃだめなの??」
はっと気がつくと、目の前の紗江が、、
好奇心に溢れた顔であたしを見ていた。
「紗江、違うからね。ずび、、たぶん、ものすごい今、、それ勘違いしてるからね?」
「・・誰かといるの?」郷太が耳を澄ますようだった。
目の前の紗江だって物凄く耳を澄ましている。身体も乗り出してきている。
「今大学に居て、友達。うん、あ、ちょっと待って話をっ!、、、ずび。」
電話は一方的に切られてしまった。
終了画面を前にがくっと首を落とした。
『今日の夕方、家に居て。』それだけ言われて。
「はああー、、、ずび。」
紗江の好奇心に満ちた顔が目いっぱいに迫ってきていた。。