『N』ー忍びで候うー
さわさわっと葉桜が揺れる。
空を見上げる。マスクの奥の鼻がまたムズムズしてくる。耐えきれず大きなくしゃみが出た。
「ぐず、鼻を取り替えたい、、ずび。」
『やっぱり、家に帰る前に耳鼻科に行っておいたほうがいいかな。。』
「お母さんに連絡だけしておいて、、えーと、お母さんは、、ずび」携帯を手にした。
「こんにちは?」
女性の声だった。
「え?」
振り向くと、優しそうな笑顔の、スマートな女性だった。
「あ、、」
思い出す顔があった。
「この間の、」 ドスッーーーー
突然の腹部への鈍痛。
ツンとする匂いで鼻と口が覆われた。
うっ、、
抗おうとする意識も腕も、、
そのまま落ちていった。。。
空を見上げる。マスクの奥の鼻がまたムズムズしてくる。耐えきれず大きなくしゃみが出た。
「ぐず、鼻を取り替えたい、、ずび。」
『やっぱり、家に帰る前に耳鼻科に行っておいたほうがいいかな。。』
「お母さんに連絡だけしておいて、、えーと、お母さんは、、ずび」携帯を手にした。
「こんにちは?」
女性の声だった。
「え?」
振り向くと、優しそうな笑顔の、スマートな女性だった。
「あ、、」
思い出す顔があった。
「この間の、」 ドスッーーーー
突然の腹部への鈍痛。
ツンとする匂いで鼻と口が覆われた。
うっ、、
抗おうとする意識も腕も、、
そのまま落ちていった。。。