『N』ー忍びで候うー
希代香は歓声をあげた。
「美味しそう〜♪これ、、郷太が準備してくれたの??」
テーブルにはバターとシロップがとろ〜り溶け出したフレンチトースト、たっぷりのカフェオレ、イチゴソースのかかったヨーグルトがセッティングされていた。
「ふふ、そうだよ♪ ささ、召し上がれ〜。」
「ん〜〜〜♡いただきまーすっ!」
にっこり笑顔の郷太に希代香もにっこり笑顔で返した。
「一花さんと郷太くんのは?」
一花は向かいの席でブラックコーヒーを飲んでいる。
「僕たちはさっき食べちゃったから、ゆっくり食べて。また呼び方、戻っちゃってるよ。」
「ぁ、、」
もごもご、と咀嚼してごまかす。
「足のほうはどうだ?」
「階段降りるの痛そうだったよね?
僕が抱いて降ろしちゃったもんね、ふふ。」
「左足のほうが、まだ少し痛くて。右足のほうは大丈夫。」
「ん、左のほう、ぺろんといってたもんね、皮が。」
「ぇ、、」思わずフォークを置きそうになった。
「郷太、やめておけ。」
ごくりとカフェオレを喉に流し込んだ。
その時ちょうど一花さんと郷太くんが同時に窓の外に視線を向けた。
何だろう?
「コーヒー、もうひとつだね。」
郷太くんが席を立った。
「美味しそう〜♪これ、、郷太が準備してくれたの??」
テーブルにはバターとシロップがとろ〜り溶け出したフレンチトースト、たっぷりのカフェオレ、イチゴソースのかかったヨーグルトがセッティングされていた。
「ふふ、そうだよ♪ ささ、召し上がれ〜。」
「ん〜〜〜♡いただきまーすっ!」
にっこり笑顔の郷太に希代香もにっこり笑顔で返した。
「一花さんと郷太くんのは?」
一花は向かいの席でブラックコーヒーを飲んでいる。
「僕たちはさっき食べちゃったから、ゆっくり食べて。また呼び方、戻っちゃってるよ。」
「ぁ、、」
もごもご、と咀嚼してごまかす。
「足のほうはどうだ?」
「階段降りるの痛そうだったよね?
僕が抱いて降ろしちゃったもんね、ふふ。」
「左足のほうが、まだ少し痛くて。右足のほうは大丈夫。」
「ん、左のほう、ぺろんといってたもんね、皮が。」
「ぇ、、」思わずフォークを置きそうになった。
「郷太、やめておけ。」
ごくりとカフェオレを喉に流し込んだ。
その時ちょうど一花さんと郷太くんが同時に窓の外に視線を向けた。
何だろう?
「コーヒー、もうひとつだね。」
郷太くんが席を立った。