貴方が欲しい





私はシチューを食べながら枢に話しかけた



「今日はここに泊まるの?」




「うん、そうだよ。」





「明日からは何するの??」




私達の長期休暇は約1ヶ月


夏休みみたいなものだ





「明日は藍堂の別荘に呼ばれているから行こうと思うんだけどいくかい?」




藍堂先輩の家の別荘!!

行きたい!!




「うん!もちろん!」





「あ、あと3日後くらいにまた元老院の夜会があるけどどうする?」



「枢は行くの?」




「僕は一応玖蘭の当主としていかないといけないけど、瑠璃はどうする?」



枢行くんだ…

「枢が行くなら私も行く」




枢は微笑んで



「ありがとう瑠璃。」



私の頭を撫でてくれた




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