貴方が欲しい
ガチャッ


「瑠璃〜」


お姉ちゃんだ

「お帰り!!!お姉ちゃん見回り一緒に行けなくてごめんね?」


「そんなの大丈夫よ!瑠璃頭が痛かったんでしょう?大丈夫なの?」


お姉ちゃんは深刻そうな顔をして聞いてきた


「うん!大丈夫だよ!もう痛くないし
!」

「そっか」


本当に
お姉ちゃんは私のことを大切にしてくれていると思う

私はそんなお姉ちゃんが大好きだ


「あ!そういえば、瑠璃。さっき枢先輩が私たちの部屋から出ていくところ見たけどどうしたの〜?」ニヤニヤ


「なんでもないよっ///」



お姉ちゃんは私が枢先輩のことが好きだと知っている


だからたまにからかってくるのだ


「何でもないねぇ、、///」ニヤニヤ


「あーもうやめてよっお姉ちゃん!お姉ちゃんこそどうなのよ!好きな人いるの?」


お姉ちゃんは顔を一気に赤くして


「そ、そ、ん、なひとい、いないし!」


わ、お姉ちゃんかわい!


「いるんだぁ!!!ねぇ教えてよ!」



「また今度ね」


「お姉ちゃんのケチ〜」


「あ!瑠璃もう夜遅いから寝よう?」


「逃げたなぁぁあ!うん!おやすみ」


「うん、おやすみ瑠璃」


お姉ちゃんは部屋の電気をけし布団に入った


ふぁぁあ



眠い

おやすみなさい
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