貴方が欲しい


枢side



瑠璃が瑠佳をつれて奥の方を見に行った


「藍堂、さっきの事いいかな?」




「はい」


実はここ、藍堂家の別荘に来た時に明日を開けておいて欲しいと頼んだ


「僕は君に、おりいって頼みがあるんだ」


すると藍堂はびっりした顔で


「はい?なんでしょう?」


「実は今、玖蘭李土がどうしているか、を早急に調べて欲しいんだ」




「玖蘭李土?」



「ヴァンパイアとしての禁忌をおこし、玖蘭家の家系図から名前を消された悠と樹里の兄だよ」




「え…」



「そして、瑠璃と優姫が人間になるきっかけとなった人物だよ。」





「え、どういうことですか?」

藍堂は驚きを隠せていない




「今はまだここまでしか知らなくていい。」


「は、はい…」


「調べてみてくれるかい?」



「もちろんです。枢様、」





「ありがとう藍堂。君を信頼しているよ」



「は、はい!!/////」





「そろそろ復活する頃だな」


ボソッ




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