貴方が欲しい
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朝がきた

枢の声で目が覚めた

「今日は何する〜?」

ベットの中で枢に聞いた

「う〜ん。今日休みだからね」

何しよう。

「ゴロゴロしたい。」

やっぱゆっくり過ごしたいな

枢はクスっと笑うと

「うんいいよ」

と答えた

私はのどが乾いていた
「ねぇ、枢、血をちょうだい」

枢はびっくりした顔をした

「いつも突然だね。いいよ。」

私は枢をベットに押し倒し、馬乗りになった

「ありがとう」

私は枢の首に顔を近づけ舌を這わせた

そして枢に、噛み付いた


甘い味が流れ込んで込んでくる

その血には私を強く思う気持ちが詰まっていた


それと同時に私もこの人を守りたいと思った

私はすうのをやめた

口についた血をぬぐい枢に
ありがとうと言った

するとその瞬間枢は私を反対に押し倒した


枢は
「僕にも頂戴?」
と言うと私に噛み付いた

「ファッ///」

枢が私の血を吸う音が聞こえる


「ンッ枢っ///」


枢が顔を上げた


「僕に瑠璃の全部を頂戴?」

枢は妖艶な瞳でそう囁いた
私は枢が大好き

この人となら永遠を生きていけると思っている


「はい…」


そう返事をすると枢は私に深い口づけをした


チュッ


「ファッア///」


うまく息ができない
どんどん激しくなっていくキス


私はそれから与えられる快楽に身を委ねるしかなかった

枢…


「瑠璃、愛してるよ」



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