貴方が欲しい
すると藍堂が最初に口を開いた



藍堂とは


藍堂 英 aidou hanabusa

かなり頭がいい切れ者だ





「枢様、恐れ入りますがその方は?」






「紹介もせずにごめんね?」







僕は瑠璃を僕の前に出した








「瑠璃、ほら自己紹介して」


そういって瑠璃の頭をぽんっとなでた





「きし、あ、玖蘭、瑠璃で、す、」




その瞬間ナイトクラスがざわめき出した




「玖蘭家に女子はいないはなずじゃあ、、」


「玖蘭家には枢様しかいらっしゃらなかったんじゃでしたっけ?」





みんなが口々にいう






「瑠璃は悠と樹里が隠した愛娘の双子の妹だよ」





ザワッ





瑠佳が口を開いた






「枢さまの双子の妹ですか?」






「いや。ちがうもう一人妹がいる」







ザワッ








「その子は完全にヴァンパイアの因子が封印されもし目覚めたとしても純血には戻れないが瑠璃にかけられた術式は不完全でとけてしまったんだ」









ナイトクラスのものが





「失礼ですが枢様。瑠璃様は岐城瑠璃さまと同一人物ですか?」






「あぁそうだよ。昨日までは瑠璃は人間だったからね。みんな瑠璃と仲良くしてあげてね」








「「よろこんで。枢様、瑠璃様」」






「じゃあ部屋に帰るとするよ、今日は僕達は休むね」







僕は瑠璃を連れて教室を出た
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