貴方が欲しい



私の髪をとかしながら枢は私に声をかけた




「なに?」







「実はね、今日のナイトパーティー過去最高の人数を呼ぶパーティらしいんだ」





「え、初めてなのに大丈夫かな」





「いろいろな力を持った貴族や元老院の者達が沢山くる


だから僕達の事を話そうと思うんだけどどうかな?」






え!

「僕達の事って婚約のこと?」






「うん。ダメかな?」








「え、ううん/////なんか照れるなって」






「え?」








「なんかこんな話してるとほんとに枢の婚約者なんだって実感できるからすごく嬉しいな」







「クス 僕もだよ。髪できたよ」






「ありがとう」






「じゃあ今からドレス室にドレス選びに行こう」






「ドレス室?そんなのあるの?」





「うん。僕が瑠璃に合いそうなドレスを集めた部屋」




え、





「え、ほんとに?」





「うん」






「あ、ありがと、う」






なんか申し訳ないなぁ
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