貴方が欲しい
私たちはホールの扉の前に立った
「今回純血は僕達だけだから注目されると思うし、瑠璃は純血種としてみんなに会うのは初めてだからいろいろ聞かれたりすると思うけど、必要なことはもう話してあるから僕に適当に話を合わせて。」
「はい。」
「じゃあ行こうか。」
ガチャ
私は枢の腕に手を絡めホールに入った
するとその瞬間、ホールは一瞬にして沈黙になった
私たちが前に進むとみんなが私たちの周りに群がった
「枢様、ともう1人の純血の君は誰なのだろう、、、」
ヒソヒソごえが聞こえる
するとひとりの紳士が声をかけてきた
「お久しぶりです。枢様、」
「あぁ」
枢が素っ気なく返す
「ところで、横にいらっしゃるもうひとりの純血の君は…?」
「ごめん。紹介が遅れたね。」
枢は、私の背中をぽんと叩いた
「挨拶が遅れて申し訳ありません。
私は、玖蘭瑠璃と申します」
ザワッ
周りがどよめき出す
枢が
「みんな聞いて。瑠璃は樹里と悠の愛娘だよ。そして僕の実の妹だ。」
「瑠璃様というのか、」
するとある貴婦人が
「まぁ、お初にお目にかかりますわ。瑠璃様。よければ桐谷家の嫡男とダンスをご一緒しません、?」
その貴婦人の横には金髪の男性がたっていた
「あ、いえ、私は」
枢がこちらを見て少し微笑んだ
すると
「あともう一つ聞いて欲しいことがあるんだ。この場を借りて発表させて欲しい。僕と瑠璃は婚約者だ。」
ザワザワッ
周りがいままでいじょうにざわめいた
貴婦人は
「恐れ入りました…」
息子とともに下がっていった
「瑠璃様は枢様の婚約者なのか。」
ところどころで声が聞こえる
「瑠璃様!!!」
後ろから私を呼ぶ声がした
「瑠佳お姉様!莉磨姉!」
ふたりはニコッと笑って私に近づいてきた
「てゆうか、二人共様って何?」
「ちょっと瑠璃!あなたは玖蘭の純血の姫なのよ?言葉遣いっ」
瑠佳にこそっと怒られた
「あ、///」
「だからパーティのあいだは様をつけるわ。お父様とお母様に叱られちゃう」
「むぅ分かった…。てゆうか瑠佳お姉様と莉磨姉すっごく綺麗!!!!!」
「クスありがとう」
莉磨が
「瑠璃の方が可愛い…」
「そんなことないよっ」
私たちはしばらくおしゃしべりしていた
すると枢が
「僕、挨拶しないと行けない人とかたくさんいるから行ってくるね、知らない人について行っちゃダメだよ?」
枢が心配そうな顔をする
「分かってるって!いってらっしゃい」
そういうと枢は微笑んで
どこかへ行ってしまった
「今回純血は僕達だけだから注目されると思うし、瑠璃は純血種としてみんなに会うのは初めてだからいろいろ聞かれたりすると思うけど、必要なことはもう話してあるから僕に適当に話を合わせて。」
「はい。」
「じゃあ行こうか。」
ガチャ
私は枢の腕に手を絡めホールに入った
するとその瞬間、ホールは一瞬にして沈黙になった
私たちが前に進むとみんなが私たちの周りに群がった
「枢様、ともう1人の純血の君は誰なのだろう、、、」
ヒソヒソごえが聞こえる
するとひとりの紳士が声をかけてきた
「お久しぶりです。枢様、」
「あぁ」
枢が素っ気なく返す
「ところで、横にいらっしゃるもうひとりの純血の君は…?」
「ごめん。紹介が遅れたね。」
枢は、私の背中をぽんと叩いた
「挨拶が遅れて申し訳ありません。
私は、玖蘭瑠璃と申します」
ザワッ
周りがどよめき出す
枢が
「みんな聞いて。瑠璃は樹里と悠の愛娘だよ。そして僕の実の妹だ。」
「瑠璃様というのか、」
するとある貴婦人が
「まぁ、お初にお目にかかりますわ。瑠璃様。よければ桐谷家の嫡男とダンスをご一緒しません、?」
その貴婦人の横には金髪の男性がたっていた
「あ、いえ、私は」
枢がこちらを見て少し微笑んだ
すると
「あともう一つ聞いて欲しいことがあるんだ。この場を借りて発表させて欲しい。僕と瑠璃は婚約者だ。」
ザワザワッ
周りがいままでいじょうにざわめいた
貴婦人は
「恐れ入りました…」
息子とともに下がっていった
「瑠璃様は枢様の婚約者なのか。」
ところどころで声が聞こえる
「瑠璃様!!!」
後ろから私を呼ぶ声がした
「瑠佳お姉様!莉磨姉!」
ふたりはニコッと笑って私に近づいてきた
「てゆうか、二人共様って何?」
「ちょっと瑠璃!あなたは玖蘭の純血の姫なのよ?言葉遣いっ」
瑠佳にこそっと怒られた
「あ、///」
「だからパーティのあいだは様をつけるわ。お父様とお母様に叱られちゃう」
「むぅ分かった…。てゆうか瑠佳お姉様と莉磨姉すっごく綺麗!!!!!」
「クスありがとう」
莉磨が
「瑠璃の方が可愛い…」
「そんなことないよっ」
私たちはしばらくおしゃしべりしていた
すると枢が
「僕、挨拶しないと行けない人とかたくさんいるから行ってくるね、知らない人について行っちゃダメだよ?」
枢が心配そうな顔をする
「分かってるって!いってらっしゃい」
そういうと枢は微笑んで
どこかへ行ってしまった