貴方が欲しい
玖蘭家 本邸 と 藍堂家 別荘



私たちは今日玖蘭家本邸に来ていた





「で、でかい…」




私はあまり家をよく覚えていなかったので衝撃だった




大きなお屋敷だった





「枢、これ本当に私の家?」




枢はクスっと笑ってそうだよ、と答えた




「中に入ろうか瑠璃」





「うん」






私たちは鍵をあけ中に入った






中に入ると大広間みたいなシャンデリアのついた広間があった



「なにこれ、もうお城みたいなんだけど」





「瑠璃の部屋に行こうか」








「私の部屋があるの?」





「あるよ。僕等の家だよ?ここは。」




枢は、私の頭にポンと手を置いた



「見たいみたい!!!」





「行こうか」





私たちは長い廊下をとうり部屋についた
< 99 / 131 >

この作品をシェア

pagetop