貴方が欲しい
玖蘭家 本邸 と 藍堂家 別荘
私たちは今日玖蘭家本邸に来ていた
「で、でかい…」
私はあまり家をよく覚えていなかったので衝撃だった
大きなお屋敷だった
「枢、これ本当に私の家?」
枢はクスっと笑ってそうだよ、と答えた
「中に入ろうか瑠璃」
「うん」
私たちは鍵をあけ中に入った
中に入ると大広間みたいなシャンデリアのついた広間があった
「なにこれ、もうお城みたいなんだけど」
「瑠璃の部屋に行こうか」
え
「私の部屋があるの?」
「あるよ。僕等の家だよ?ここは。」
枢は、私の頭にポンと手を置いた
「見たいみたい!!!」
「行こうか」
私たちは長い廊下をとうり部屋についた