私のおにいちゃん
*零斗*
「ストレス?」
*霧夜*
「いや、その、俺が思っただけで・・・」
*零斗*
「そうか。キラ、ストレス抱えてたんだな。」
*霧夜*
「いや、だから俺が思っただけ!!」
*零斗*
「あり得ないことじゃないんだ。
ずっと箱の中に閉じ込めていたようなものなんだし。
キラは、キラなりに気ぃ使ってるんだよ。俺が心配しないように。」
キラは、確かに、おにいちゃんに、
気使ってるけど、おにいちゃんが、一番、
キラに、気使って、くれてるよ。
*霧夜*
「・・・もう、寝ようぜ。」
*零斗*
「あぁ。おやすみ、霧夜。」
*霧夜*
「おやすみ。」
おにいちゃんたちは、それっきり、
喋らなかった。