私のおにいちゃん
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*零斗*
「とれたてキノコ、案外美味いな。」
俺たちは朝飯に
焼いたキノコや川魚を食べていた。
キノコの採取は昔やったことがあった。
まさに朝飯前だ。
*霧夜*
「だな。」
霧夜は珍しく口数が少なかった。
その代わりキラは、
俺に何度も話しかけてきた。
*キラ*
「おにいちゃん、これからは、キラと、
一緒、だよね?」
*零斗*
「あぁ。一緒だよ。
兄ちゃん、もう学校行かないから、勉強だってキラに教えられる。」
*キラ*
「キラ、嬉しいな。逃げても、一緒、だもんね?」