私のおにいちゃん



*****




*キラ*
「おにいちゃん、おはよう。」




*零斗*
「もう朝か。キラ、おはよう。」




なぜか今日は、




キラと霧夜が先に起きていた。




*零斗*
「ん?霧夜も起きてるのか?
珍しいな。」




*霧夜*
「あ、あぁ。まあ、な。」




*零斗*
「どうか、したか?」




*霧夜*
「あ、いや何でもない。」




霧夜はなぜか、




鋭い視線をキラに向けていた。




反対にキラも、




霧夜に鋭い視線を向けている。




*零斗*
「どうしたんだよ?二人とも。」




笑いながら何気なく訊いた。




*キラ*
「え?あ、ううん。何、でも、ない、よ。」




*霧夜*
「ああ、何でもない。」


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