私のおにいちゃん
*零斗*
「いえ、病院には行かせません!
キラはあなたたちを必要としていない。」
*病院の先生*
「しかし、磯崎霧夜くんと、佐藤ユリさんは我々を必要としている。」
おにいちゃん、悲しそうな、顔してる。
*キラ*
「出てって。キラと、おにい、ちゃんに、
近、寄らない、で。」
*病院の先生*
「君が病院に来てくれさえすれば、私たちも出ていくけどね?」
*零斗*
「帰ってください!」
*病院の先生*
「無理だね。さっ、行こう。」
無理矢理、引きずられる。
おにいちゃんと、離れたく、ない。
やめて。
*零斗*
「やめろって!!」
*霧夜*
「ゼロ!!!」
*ユリ*
バシッ!!
「零斗!!しっかりしなさい!」
あの女、おにいちゃんを、叩いた。
絶対に、病院、脱け出す。
おにいちゃんの、所に、帰ってくるから。
待ってて、ね?おにいちゃん。