私のおにいちゃん
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by〈月本キラ〉
おにいちゃんは、キラが、寝たと思ってる。
まあ、いっか。
*霧夜*
「なぁ、俺、そんなに変わったか?」
まだ、霧夜くん、言ってる。
霧夜くんは、変わったんじゃなく、
自分で、選んだんでしょ?
*零斗*
「まだ言ってんのかよ?」
*霧夜*
「お前は全っ然変わってないのに。」
*零斗*
「んまぁ、変わってないのも問題だろうけど。」
おにいちゃんは、今のままで、いいの。
変わったら、キラが、許さない。
*霧夜*
「というより、お前はそれが完成形じゃねーの?
サメってさ、古代から進化してないんだとよ。あれが完成形、自然的にあれが一番強いんだよ。」
*零斗*
「やっぱり、変わったな。」
*霧夜*
「えっ?」