私のおにいちゃん



*零斗*
「いつから学者論言うようになったんだよ?」





*霧夜*
「・・・」




キラたちから、遠ざかるために、




わざわざ選んだ道。




キラは、知ってるよ。




*零斗*
「まあ、俺はそれでいいと思う。普通に成長してんだし。」




おにいちゃんが、キラのこと、見た。





目、つぶって、ごまかした。




*霧夜*
「あぁ、キラちゃんか。」




*零斗*
「ここ最近、キラは痩せてきたんだ。
飯はきちんと食べてるのに…」




なんだ、おにいちゃん、キラのこと、




心配して、くれたんだ。




*キラ*
「んん…」




キラは、寝返り、うった。




おにいちゃんが、布団、




かけ直してくれた。




*霧夜*
「ストレス、かな。」


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