あの空の君へ
♠初恋
9月。まだ夏の香りが残る秋。
私はその時、親友の坂上凛と廊下を歩いていた。
何気なく教室を見ていると、
胸が熱くなるのを感じた。
これは、おそらく、きっと、恋。
ずっと見つめていると目が合いそうになった。
でも、私は不意に目をそらしてしまった。
すぐに凛に聞いてみた。
「あの人知ってる?」
すると凛は
「うん。なんでー?もしかして好き、とか?」
口を緩ませて言った。
凛にはすべてお見通し。
私は彼の名前を聞いた。
彼の名前は高橋新(あらた)。
ヤンキーの中でも結構顔のきく凄腕らしい。
でも、格好や性格は普通の高校生のようで友達思いで不良だとは思えなかった。
その日から私は、新くんが気になって仕方なかった。
毎日話しかけに教室まで行った。
新くんの教室は私の教室とは正反対だったけどそんなこと気にならないくらいただ会いたくて仕方なかった。
告白しようとも思ったけど、彼女がいたら…。
って不安になって出来なかった。
凛に協力してもらったり、勇気を出したりと、結構仲良くなった。
メアドも交換したし、話も弾むようになっていた。
ある日、いつものように新くんと話していた。
何でもいいから、誰よりも新くんの事を知っていたかった。
誰よりもいろんな事を知っていたかった。部活の事とか、好きなものの事とか。
そんな事を話しているとき新くんはいつも明るい笑顔で笑っていた。
私はそんな笑顔が大好きだった。
その時も私は新くんと話していた。
「へぇー、可愛いとこあんじゃん」
ドキッ…。この言葉から私は新くんの事がもっともっと好きになった。
9月。まだ夏の香りが残る秋。
私はその時、親友の坂上凛と廊下を歩いていた。
何気なく教室を見ていると、
胸が熱くなるのを感じた。
これは、おそらく、きっと、恋。
ずっと見つめていると目が合いそうになった。
でも、私は不意に目をそらしてしまった。
すぐに凛に聞いてみた。
「あの人知ってる?」
すると凛は
「うん。なんでー?もしかして好き、とか?」
口を緩ませて言った。
凛にはすべてお見通し。
私は彼の名前を聞いた。
彼の名前は高橋新(あらた)。
ヤンキーの中でも結構顔のきく凄腕らしい。
でも、格好や性格は普通の高校生のようで友達思いで不良だとは思えなかった。
その日から私は、新くんが気になって仕方なかった。
毎日話しかけに教室まで行った。
新くんの教室は私の教室とは正反対だったけどそんなこと気にならないくらいただ会いたくて仕方なかった。
告白しようとも思ったけど、彼女がいたら…。
って不安になって出来なかった。
凛に協力してもらったり、勇気を出したりと、結構仲良くなった。
メアドも交換したし、話も弾むようになっていた。
ある日、いつものように新くんと話していた。
何でもいいから、誰よりも新くんの事を知っていたかった。
誰よりもいろんな事を知っていたかった。部活の事とか、好きなものの事とか。
そんな事を話しているとき新くんはいつも明るい笑顔で笑っていた。
私はそんな笑顔が大好きだった。
その時も私は新くんと話していた。
「へぇー、可愛いとこあんじゃん」
ドキッ…。この言葉から私は新くんの事がもっともっと好きになった。