ともだち、こいびと、たいせつなひと
姫菜の変化 side流羽
なんだか夢中で姫菜にキスをする夢を見ている。
こんなことはありえない。
いいの?こんな姫菜、俺は知らないよ。
大切に大事に触れてきたんだ。
他の女にんかとは違う。
伝わる?気づいて、俺の姫菜。
夢であるならば。と無我夢中で
姫菜にキスを繰り返した。
俺のキスに応えてくれる姫菜が
愛おしくて、愛おしくて。
だけど、それと同時に
俺の中に無理矢理眠らせていた独占欲が
あっという間に俺を支配する。