ドSな王様ひろいました⁈
「よく飲めました。…ほら、早く布団に入って。その調子だと、一晩寝たら、熱も下がって明日には自宅に帰れるよ」
そう言いながら、私はイケメンを寝かせると布団を被せた。
「今は、寒い?それとも熱い?」
「…熱い、かな」
「そう、じゃあ、冷えピタ持ってくるね」
そう言って立ち上がると、カップを洗い、冷蔵庫から冷えピタを取るとイケメンのおでこにそれを貼った。
冷たかったのか、一瞬顔を歪めた。…そんな顔までカッコいいとか、イケメンは違うな。
…ところで、私は何処で寝ようかな?
次はそんな疑問が頭に浮ぶ。…一人暮らしの部屋に、客用の布団はない。兄貴は泊まりに来るが、冬でもコタツの中で寝ちゃうヤツなので、買う必要もなく…
…仕方ない。一晩くらい、私もコタツで寝るか。
そう思い立ち、コタツの中に入ろうとした。
「…まさか、そこで寝る気?」
「そうだけど?」
「…風邪引くだろ?」
「…」
誰のせいで、ここで寝る羽目になっているのか、わかってますか、イケメン君?
ちょっと、イケメンを睨んでしまった。
ポンポン?何故か布団を叩くイケメンに、首をかしげる私。
「…察しが悪いな。あんたもここに入れ」
「い!いいわよ!あんたの風邪が移るの嫌だから、ここでいい」
私の答えにムッとした顔をしたイケメンは、強引に私をベッドにひきづり込んだ。
「…あんたじゃない。瀬名(せな)だ」
「…それ、あんたの名前?」
色々驚きつつ問いかけると、イケメン…瀬名は頷いた
そう言いながら、私はイケメンを寝かせると布団を被せた。
「今は、寒い?それとも熱い?」
「…熱い、かな」
「そう、じゃあ、冷えピタ持ってくるね」
そう言って立ち上がると、カップを洗い、冷蔵庫から冷えピタを取るとイケメンのおでこにそれを貼った。
冷たかったのか、一瞬顔を歪めた。…そんな顔までカッコいいとか、イケメンは違うな。
…ところで、私は何処で寝ようかな?
次はそんな疑問が頭に浮ぶ。…一人暮らしの部屋に、客用の布団はない。兄貴は泊まりに来るが、冬でもコタツの中で寝ちゃうヤツなので、買う必要もなく…
…仕方ない。一晩くらい、私もコタツで寝るか。
そう思い立ち、コタツの中に入ろうとした。
「…まさか、そこで寝る気?」
「そうだけど?」
「…風邪引くだろ?」
「…」
誰のせいで、ここで寝る羽目になっているのか、わかってますか、イケメン君?
ちょっと、イケメンを睨んでしまった。
ポンポン?何故か布団を叩くイケメンに、首をかしげる私。
「…察しが悪いな。あんたもここに入れ」
「い!いいわよ!あんたの風邪が移るの嫌だから、ここでいい」
私の答えにムッとした顔をしたイケメンは、強引に私をベッドにひきづり込んだ。
「…あんたじゃない。瀬名(せな)だ」
「…それ、あんたの名前?」
色々驚きつつ問いかけると、イケメン…瀬名は頷いた