ドSな王様ひろいました⁈
「…熱が下がったんなら、家に帰れるでしょ?着替えは洗濯して、そこにあるから、勝手に帰って。私はもう一眠りするから」
そう言ってもう一眠りしようとすると。
「…お前が看病したのか?」
「そうだけど?」
「…礼は言わない。でも喜べ。今日からここで暮らしてやる」
「はぁ〜〜〜〜〜〜〜〜⁈」
礼は言わない⁈見ず知らずの男を看病してやったのに?しかも、ここで暮らすとかふざけた事を!
「…だから、俺ももう一眠り」
「バッカじゃないの⁈さっさと帰りなさいよ。私より年下のくせに、生意気な口聞いて、あったまくるなー。早く着替えて出て行って!」
ガバッと起き上がると、瀬名に一気にまくし立てた。
が、瀬名は顔色一つ変えず言い返してきた。
「…お前、俺より年下だろ?勝手に決めつけるな」
「はぁ⁈瀬名の方がどう見たって若いでしょ!」
瀬名の肌はピチピチで、どう見ても、二十代前半か半ば。
「…お前の年は?」
「…27だけど」
「俺、30」
瀬名の回答に目を見開く。み、見えない!全っ然見えない!
「だから、俺の喋り方に問題ない。それから、これ、フェイスブックとか、SNSに投稿されたくなければ、俺をここに置く事だな」
そう言って、ニヤッと笑いながら、私の目の前に差し出したスマホの画像には…
私のマヌケな寝顔が見事に写っていた。
そう言ってもう一眠りしようとすると。
「…お前が看病したのか?」
「そうだけど?」
「…礼は言わない。でも喜べ。今日からここで暮らしてやる」
「はぁ〜〜〜〜〜〜〜〜⁈」
礼は言わない⁈見ず知らずの男を看病してやったのに?しかも、ここで暮らすとかふざけた事を!
「…だから、俺ももう一眠り」
「バッカじゃないの⁈さっさと帰りなさいよ。私より年下のくせに、生意気な口聞いて、あったまくるなー。早く着替えて出て行って!」
ガバッと起き上がると、瀬名に一気にまくし立てた。
が、瀬名は顔色一つ変えず言い返してきた。
「…お前、俺より年下だろ?勝手に決めつけるな」
「はぁ⁈瀬名の方がどう見たって若いでしょ!」
瀬名の肌はピチピチで、どう見ても、二十代前半か半ば。
「…お前の年は?」
「…27だけど」
「俺、30」
瀬名の回答に目を見開く。み、見えない!全っ然見えない!
「だから、俺の喋り方に問題ない。それから、これ、フェイスブックとか、SNSに投稿されたくなければ、俺をここに置く事だな」
そう言って、ニヤッと笑いながら、私の目の前に差し出したスマホの画像には…
私のマヌケな寝顔が見事に写っていた。