タイムリミット
「そういえば、柚ちゃんとはどうなんだ?」
ラーメンを食べながら悠真が聞いてきた
「いい感じだよ。そろそろ結婚も…」
結婚を考えた瞬間に自分の口角が上がったのが分かった。
それを見た悠真は顔を引きつらせている。
「柚ちゃんにほんとデレデレだよな、お前。」
「そりゃあ好きだからな!あいつは俺が守るのさ!」
守る…ふと昨日の手紙を思い出した。
俺の…大切な人…柚…
「はいはい…って、顔色悪いぞ?」
珍しく悠真が心配そうな顔で俺の顔をのぞき込んできた。