タイムリミット
ラーメンは約束通り俺が奢った。
そのあと適当にブラブラしながら色んな話をした。
いい時間になったので別れることになった。
「じゃあな!次は遅刻すんなよ!」
「たぶんな!今日はありがとよ!」
互いに手を振って別々の道を歩く。
家につき、着替えようとしたときだった。
コトン。
「なんだぁ?玄関か?」
玄関をのぞくと真っ白な便箋がひとつ置いてあった。
それを見た瞬間ドッと汗が流れた。
まさか…また…
震える手で便箋をあける。