正義の味方に愛された魔女4
次の日、沙耶が隼人の病室に着くと、会社の同僚二人が見舞いに来ていた。
「あぁ……沙耶。おはよう」
「おはよう。どんな具合?お友だち…?のお見舞い?気分良さそう」
「あー、昨日より、少しいいよ。コイツら、会社の同僚だよ。
二人とも、これから…一緒に会社作って行く仲間。
この子、母さんの店の子で…俺の彼女」
「へえー、あれか?この子が天使か隼人?!
……またお前、ずいぶんと可愛らしいの見付けたなぁ」
「あの、石川沙耶です…天使なんかじゃないですよ。
見付けたのは、私が先で……隼人さんが、私に応えてくれた感じで…。
隼人さん、あんまり無理して話さなくても……」
「赤くなって、可愛いな、何?まだ未成年だったりする?」
「…一応、22なんですけど…子供っぽくてすみません」
「あれ、ごめんねー?」
「山本……、沙耶は…純真無垢な、乙女なんだよ。からかうな!ってイテテ…」
「興奮するなよ、傷にさわるぞ?
なんか、隼人の好みが……いや、こういう
子が、お前にはいいのかもな。
ねえ、沙耶ちゃんだっけ…隼人って本当にいい奴だからさ、エロいけど。
時々、気味が悪くても逃げないでやってね?」
「あー白石、それ、俺に会う前から、知ってるから。母さんの、お気に入りだし」
「魔女様の……それは大事にしないと。
……じゃ、俺ら仕事戻るわ。また来るから。進捗状況は逐一報告する。
どうせ忙しくなるんだし、今のうちにゆっくり休んどけよ」
「あぁ、悪いな、面倒かける」
隼人は二人の手を交互に握って、改めて思った。
俺は仲間に恵まれたよな……。
「復活するまで、頼んだ…」
「あぁ、大丈夫だから早く治せ。お大事に。
じゃあね、沙耶ちゃん」
「あぁ……沙耶。おはよう」
「おはよう。どんな具合?お友だち…?のお見舞い?気分良さそう」
「あー、昨日より、少しいいよ。コイツら、会社の同僚だよ。
二人とも、これから…一緒に会社作って行く仲間。
この子、母さんの店の子で…俺の彼女」
「へえー、あれか?この子が天使か隼人?!
……またお前、ずいぶんと可愛らしいの見付けたなぁ」
「あの、石川沙耶です…天使なんかじゃないですよ。
見付けたのは、私が先で……隼人さんが、私に応えてくれた感じで…。
隼人さん、あんまり無理して話さなくても……」
「赤くなって、可愛いな、何?まだ未成年だったりする?」
「…一応、22なんですけど…子供っぽくてすみません」
「あれ、ごめんねー?」
「山本……、沙耶は…純真無垢な、乙女なんだよ。からかうな!ってイテテ…」
「興奮するなよ、傷にさわるぞ?
なんか、隼人の好みが……いや、こういう
子が、お前にはいいのかもな。
ねえ、沙耶ちゃんだっけ…隼人って本当にいい奴だからさ、エロいけど。
時々、気味が悪くても逃げないでやってね?」
「あー白石、それ、俺に会う前から、知ってるから。母さんの、お気に入りだし」
「魔女様の……それは大事にしないと。
……じゃ、俺ら仕事戻るわ。また来るから。進捗状況は逐一報告する。
どうせ忙しくなるんだし、今のうちにゆっくり休んどけよ」
「あぁ、悪いな、面倒かける」
隼人は二人の手を交互に握って、改めて思った。
俺は仲間に恵まれたよな……。
「復活するまで、頼んだ…」
「あぁ、大丈夫だから早く治せ。お大事に。
じゃあね、沙耶ちゃん」