毒舌男子の偽彼女
玲央side



家に帰ると母に話があると言われ、席につく。


母からの話は非常に重要な時しかないので嫌な予感が…。



「あのね。今日から一年間くらい……かな?この家に澪ちゃんも暮らすわ。」



は?


あいつが?


俺の顔が青ざめていく。



「母さん嫌だ。マジやめて。」



女だぞ……?


しかもよりにもよって澪…。


母は困った顔をする。

俺だって困る。
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