毒舌男子の偽彼女
偽彼女
澪side



「で?腹黒毒舌男子ってどういうこと?」


後ろは壁。


逃げ場のない私は追いつめられている。


どうしよう…。



「えっ…えっと…玲央の事じゃないか「俺の名前聞こえたけど?」



あぁ。もう。


嘘のつきようがない。



「黙ってても分かんないんですけど。」



そう言って手首をつかまれる。



「分かった!もう言うから!」



「玲央の事だよ!はいもう言った。だからはなして。」
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