毒舌男子の偽彼女


「おじゃまします。」



玲央に小声で「最悪」と言われたが気にしない…。






ことにしておこう。



「玲央。私ごはん作るから澪ちゃんにお部屋教えてあげてちょうだい。」


え…?


ちょっと待ってよ。


殺されるよ。


完璧に。


もぅ。ママのバカ。


なんで海外なんかに行っちゃうのよ。



「うん………。」



あからさまに嫌そうな顔してんじゃんか。


玲央はお母さんに従い素直に部屋を教えてくれた。
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