唄姫
「香保里サンって、ゆーんだって!」
塚原が得意気
コイツは、自分が思ったらすぐに行動するタイプ
だから、告白もしょっちゅう………
成功率は低いケド
「歳は、教えてくれなかった……」
「歳まで聞くなョ」
「なんだ?イツキお前、ちょっと気になんの?」
「キレイな人だとは思うョ」
「ふ~ん…、あのイツキがねぇ……」
冷やかす様な目線を向けられる
それでもすぐに、くだらない話で盛り上がる二人
僕は、そっと“香保里サン”を見た
……微笑んでいる
塚原が得意気
コイツは、自分が思ったらすぐに行動するタイプ
だから、告白もしょっちゅう………
成功率は低いケド
「歳は、教えてくれなかった……」
「歳まで聞くなョ」
「なんだ?イツキお前、ちょっと気になんの?」
「キレイな人だとは思うョ」
「ふ~ん…、あのイツキがねぇ……」
冷やかす様な目線を向けられる
それでもすぐに、くだらない話で盛り上がる二人
僕は、そっと“香保里サン”を見た
……微笑んでいる