唄姫
いつものホテルで


いつもと同じ事をして……



「……センパイ、終わりにしませんか?」

「どーしたの?」

少し、怒った様な表情

「……なんとなく……」

「何?それ。あたし達って、なんとなくで別れる様な関係なの?」

「………」

「分かった。別れてあげる」

「………センパイは………、俺の事、好きでした…?」

「イツキ君と同じくらいは、好きだったョ」


そうか……




これで、3人との関係が終わった



こんなに簡単に………



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