唄姫
大嶋とは、近くの海辺で待ち合わせをした


raveは、大人達がいる時間だし、なんとなく……


「……これ…」

大嶋に手紙を渡す

「何?」

と、大嶋は不思議そうだったけど


黙って、読み始めた


「…どーする?」
と、僕は聞いた

「う~ん……。アイツ、責任とるとか、言い出しそうだからなぁ……」


「やめろって、言うか?」

「言えねーよなぁ…」
大嶋は、考え込んでいる


僕達が、玲奈という娘と話をしに行く事も考えた


でも、塚原の気持ちを考えたら、そんな勝手な事は出来ない。



結局、時間を作って、塚原に話す事にした……



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