唄姫
寝不足と、バイトが終わった事で


お昼を過ぎてから、ようやく目が覚めた


今日は、海に入ると決めていたから


すぐに用意をして、下に降りた


父親は休みのハズだったケド、誰も居ない


“ご飯は、ある物で食べなさい”

テーブルの上のメモ


一応読んで、僕は家を出た



raveの前


昨日の事が気になって、様子を伺ってみる


『あれ?やってない』

やっぱり、昨日の事が気になる


庭の方へ行ってみた



あの、初めて見た時の様に


香保里サンは海を見ていた



でも…


今日は、あの歌が聞こえない



良く見ると




泣いていたんだ………


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