唄姫
あの…

海を見ていた後ろ姿を見た時の


あの…

声を初めて聞いた時の


“鼓動”は

恋だった



会いたくなったり


いつも、目で探してしまう事が



僕は、知らなかった


“好き”だという事を………





気が付いてしまった僕は


友達の誘いを断わり


親の心配もせず



raveに通う



みんなに何を言われても


そんな言葉

僕には聞こえない………



ただ、香保里サンの側に居たいだけ……



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